「感謝」のキモチ。

第2話「動き出した運命」（5）


銃声が轟く。
刹那、シエルクレの体が崩れる。
司には、それがとてもスローモーションに見えた。
「危なかったな。」
「勇一郎！」
勇一郎は、太もものベルトに銃を収めながら、シエルクレに近づいた。
いつの間にか、瞳は元の色に戻っている。
シエルクレの右前足から、どくどくと血が流れていた。
『ぐっ・・・よく、我の弱点が右前足だとわかったな。』
「さっきの瞳の色からして・・・千里眼を使ったな。」
司が、チロリと勇一郎を見る。
勇一郎は、頷いた。
「千里眼で見てみたら、右前足に力が注がれていたんだ。馬にとって足が動かなくなるのは致命的だし、まず間違いないと思ったよ。」
千里眼は、レベルの高い銃撃士特有の技で、その力のひとつは、視野内にいる全ての生物の力の流れを明確にみることだ。
力が一番に注がれている部分は、その生物が自らの生命を維持するために必要な箇所というわけだ。
「あとは、司がスティング・ニードルを放った場合、その方向に避けるか様々なパターンを予測し、計算すればいいだけさ。」
さらり、と言ってのけた。
簡単に言っているが、あの短時間にそこまでのことをするには、正直並大抵の頭脳ではできない。
司は、あんぐりと口を開けた。
『フッ・・・完敗だ。』
「それより、どうして僕を攻撃しなかった？動きが素早い司より、僕を狙った方が効率がいいはずなのに・・・。」
『もとから、汝を襲うつもりはなかった。』
意外な言葉に、勇一郎は驚いた。
『汝は、宝珠に魅入られし者・・・?天使（アンジュ）?だ。汝ひとりならば、少々力量を見たらすぐ、奥へと通すつもりだった。しかし・・・邪魔な者がいたのでな。』
シエルクレは、ギロッと司を睨んだ。
威圧的なその睨みに、司は竦み上がる。
「宝珠に、魅入られし者？それって一体・・・。」
『我が話せるのは、ここまでだ。あとは、己自身で確かめるがよい。』
シエルクレの体から煙が噴き出し、透け始める。
間もなくして、シエルクレの消滅し、セキュリティーカードが残った。
「宝珠に魅入られし者・・・?天使?・・・。」

To be continued!

はい、第2話も区切り続けて5回目（汗）
次で終われる・・・かなぁ・・・？すごい不安・・・。

前回書いた内容について、七味さんと輝血さんがお返事をくれました。
ありがとう。幸せ者だよ、私・・・。
今日、物理の宿題が「やってられるかーっ！！」状態になって、絵を描いていました。
その間、ずっと癒されている自分がいました。

やっぱり私、絵を描くことが好きです。

何を捨てても、この夢と誇りだけは消したくありません。
気づかせてくれた七味さんと輝血さん、本当にありがとう。

シンフォニャ〜♪クラトスさんと一緒に、イセリア人間牧場制圧作戦〜♪
やっぱ素敵だよ〜vクラトスさ〜vv
んで、ようやくDISK2に突入。好感度1位＆2位がわかりました。

1位：コレット
2位：リーガルさん

・・・え？コレットはともかくとして、リーガルさんが2位・・・？
あ、あげすぎたーーーっ！！
いや、別にいいんだけどさ！コレットが1位ならなんでも！
・・・ん？まてよ、クラトスさんが1位の場合、コレットが代わりに出るって、どっかで聞いたような・・・。
ど、どうしよう（汗）1周目はサブイベントを見るために、ゼロスルートでがんばろうとしてたのに・・・。
フラノールでクラトスさんを選ばなければ大丈夫だろうけど、最初はヒロインでいこうと思ってたのにぃ〜・・・。
こりゃ、マジで対策練らないとヤバイかな・・・。

ある、憧れの4コマ漫画家さんのサイトを発見しましたv
メインのジャンルを見ていてびっくり。私が持っている4コマのものとはかけ離れていて（や、1枚だけイラストあったけど）
見つけてから、妹と一緒に「これ、あの人の絵・・・？」と疑ってしまうほど、まず絵柄がなんか違う気がするし。
書いてる人物も、ほとんどが軍人っぽい人。つまりムキムキのマッチョ（だって、某格ゲーとか某ゾンビゲームだしねぇ）
何か証拠はないかと、イラストのコンテンツをすみからすみまで探していたら・・・ありました。
この方の漫画では、必ずと言っていいほど出てくる口の中の人なのかひよこなのかわからない顔。
見つけたのが、輝血さんが「面白い。」と絶賛する、朴路美さんが主人公を務めるアニメのイラスト（というか「5万ヒットありがとう」漫画？）
金髪の主人公の口の中にいました。いやー、これは十分な証拠ですね。
BBSに書き込もうかなぁ・・・？

長くなりましたが、今日はこの辺で。
では、また次回！！